イベント報告
(2013年分)
トップページへ

2012年分   2011年分   2010年分   2009年分
イベント報告へ


第5回Charity for animals報告

「ペットとの共生推進協議会シンポジウム

「動物の福祉を守る英国の法律セミナー」

「日獣会長蔵内勇夫氏を激励する会」

動物感謝デー2013(駒沢公園)台風のため中止

「第一回ふれあいフェスティバル」

「第6回世界狂犬病デー2013 in Tokyo」


「平成25年度動物愛護週間中央行事」報告

「東日本大震災が動物に及ぼした影響に関する国際シンポジ ウム報告

緊急狂犬病セミナー報告

第25回日本動物児童文学賞審査委員会報告

「改正動物愛護管理法」シンポ報告

「おうめ環境フェスタ2013報告

東日本大震災東京都動物救援本部解散のご挨拶





第5回Charity for animals報告

2013年12月14日(土) 18:00〜20:00 新宿 京王プラザホテル南館4階
主催 チャリティーフォーアニマルズ実行委員会
ペット研究会「互」、優良家庭犬普及協会、動物との共生を考える連絡会の3団体が実行委員会である。
協力として日本介助犬アカデミー、聴導犬普及協会
司会進行は山崎恵子先生が努めた。


動物愛護関係、動物看護学校、ペット業界(JKC、ペット協会、ペットフード協会)、資生堂、京王、アイペット損害、ペットサロンなど各種団体、動物愛護家が100名以上参加した。美味しいお料理を楽しみながら動物福祉向上のために各種の人と交流する。又各業者や個人からいただいた豪華賞品が当たるラッフル抽選会やミニコンサートと介助犬に接することも出来た。
本会は動物との共生を考える連絡会の幹事団体であり藤井、須田が参加した。


≪ページの先頭に戻る≫

「ペットとの共生推進協議会シンポジウム」報告

2013年11月30日(土) 10:00〜17:00、東京・有楽町の東商ホールで開催。
「ペットとの"真の共生"を目指して、人と動物の福祉を増進する」が今年のテーマです。
開会挨拶は「ペットとの共生推進協議会」の林明雄会長が、多くの人々に動物愛護福祉精神に基づく正しいペット飼養を促進し、人とペットとが共に楽しく生活できる、より良い社会の実現を目指すために各種の啓発をしてゆくと話された。
シンポジウム実行委員長の越村義雄副会長は、「ペットとの真の共生を目指して」のテーマは幅が広すぎるので、各部門の専門家により充実した具体的な内容の講演をお願いしており、更にパネルディスカッションを行なうと話された。
来賓挨拶は環境省動物愛護管理室の田邉仁室長が、今年9月より改正動物愛護管理法が施行され、適正な動物飼育と管理を国民に正しく啓発し、人と動物とのより良い関係をつくり、人生が豊かになれば良いと話された。

「ペットとのより良い共生のために、人と動物を繋ぐオキシトシン」は麻布大学教授で、日本動物看護職協会会長の太田光明先生が講演された。
犬は数万年前にオオカミから家畜化された最初の動物で、人類の生活に役立ち、人間社会の発展に努めている。
人と動物の関係を学ぶ学会等は1990年頃より世界中で成立している。
動物、ペットの飼育、あるいはふれあう、みつめ合うことなどで人の身体にストレスを和らげる変化がみられる。
犬と人は接触(養育行動)と注視(愛着行動)で"幸せホルモン"と言われるオキシトシンやドーパミンが分泌される。
犬がもたらす人の健康への良い効果は散歩、訪問活動でさわるなどの時、副交感神経の活性値が高まり、心拍数が低下し、リラックス状態になる。それにより運動量の増加、快眠、体調が良い、病気の減少、通院の減少、健康的な気分、親しい相手と楽しむなど人の効能などを実験データや資料を基に話された。

「介助犬ってなあに?」は理学療法士、作業療法士の野口裕美先生が講演された。
身体障害者補助犬は盲導犬、聴導犬と介助犬であり、介助犬は身体障害者の補助をするように訓練され、障害者の自立や社会参加を助ける犬である。
日本には障害者は230万人以上いるが、補助犬は1200頭未満である。
介助犬は肢体不自由者の手足の代わりとなり、日常生活動作をサポートする犬です。
介助犬の機能及び役割は上肢(手指)代償、作業補完機能として落下物を拾い上げる、ドアの開閉、荷物の運搬などをする。姿勢支持、移動介助は車イスを引く、押す、起き上がり介助、歩行等支持などである。
緊急時の連絡手段確保は通報用ヒモを引く、電話を持ってくる、介助者を起こすなどです。
介助する人の障害の種類や程度は多様なので、介助犬の求められる動作は異なるのでその人に合った訓練をしている。
補助犬の同伴受け入れは現在でも100%でなく、感染症、アレルギー、衛生管理など、その対策が十分されていることが必要です。それには補助犬は予防接種(狂犬病、レプトスピラなど)、定期検査として糞便、尿。フィラリア、ノミなど寄生虫予防が必須である。
また、衛生管理は定期的なシャンプー、ブラッシング。行動管理として排泄、ブルブル、臭い嗅ぎなどをしない。
介助犬などの普及には訓練者資格制度、育成事業者の運営、社会での受け入れ体制、情報源救済、医療従事者、介助犬対象者などに認識不足と啓発など問題が多くあり介助犬の普及が遅れている。また一般に補助犬に出会ったら優しく無視してくださいと話された。

「動物飼育が子供の成長に与える影響」は、帝京科学大学こども学部准教授で獣医師の濱野佐代子先生が講演された。
人とコンパニオンアニマルの関係は愛着アタッチメントで人間(動物)が特定の個体に対して持つ情愛的絆で、親子のような関係であるので愛着というコトバを使っている。
快適な交流、情緒的サポート、社会相互作用促進、受容、家族の絆、養護性促進などが愛着である。
飼育するより動物の愛着が重要で、心理的サポートや快適な関係を作ることが大切である。
子供はいつから死を理解するのか。はじめは非可逆性、普遍性、生命機能の停止と順次理解してゆく。
死別は喪失としての悲しく辛いだけの経験でなく、失った経験から命の大切さを実感し、他者への悲しみの共感性を増し、人間的に成長してゆく。
動物を飼育することで子供は共感性、自己効力感、自己統制、自律性の発達などが促進される。更に、社会、情緒、認知の発達、親、夫婦、家族の関係、社会的ネットワークの発達にも効果がある。
コンパニオンアニマルがもたらす効果の一つとして、死を体験し,考え、「命の大切」を実感できる良い機会でもあると話した。

   

パネルディスカッションは太田、野口、濱野先生と、日本動物福祉協会の調査員で獣医師の山口千津子先生と、ペットフード協会会長で本シンポの実行委員長の越村義雄先生の5名がパネラーで、IAHAIO理事でペット研究会互の主催者の山崎恵子先生が司会を務めた。

動物(犬)と人との共生で人の健康に大きな影響を与えることを一般的な本にしたのは1960年代、コンラート・ローレンツの「人イヌにあう」である。
●  動物とのふれあいで女性ホルモンのオキシトシンが分泌され人に良い効果を与えるが、男性の方が多く分泌されるようであるが、男女関係なく良いことです。
仔犬の時、母親、兄弟と2ヶ月位一緒に生活していないと社会化ができず、将来、問題を起こすことが多い。
ドッグランにも問題があるので注意を。
子供の時から動物に接した方がいろいろ良いことがある。
学校飼育動物に関して、問題として学校側の体制が不十分なため向かない事が多い。教師の知識、情熱、時間、経済などの不足が問題である。
犬猫の殺処分など知らせ、その対応を正しく考えることが必要。
ペットロスは普通のことで、静かに見守り、自分で立ち直るので他人が意見などしない方が良い。回復には個人差があり1〜2〜10〜20ヶ月と感情の差が大きい。
ニューヨークのグリーンチムニーズの施設をみて、日本でも問題を抱えている子供たちと動物が一緒に生活できる施設が欲しい。
飼育している動物は飼主が責任を持って最後まで世話するように。動愛法の改正でも述べている。
動物愛護のことは少なく、動物福祉に重点が移った。
パネラー、司会の3人は今年のIAHAIOの大会に参加しており、世界の動物状況をよく知っているのでいろいろな発言があり、役立つ内容であった。
子供の時からいろいろな動物を飼育しているので今の自分がある。
人と動物との真の共生社会実現や福祉推進について多くの意見があり、有意義なパネルディスカッションであった。

閉会は本会の永村武美副会長が、来年もシンポを開催し、2015年は他の関係団体と連携して開催することを予定していると話され、予定時間に終了した。今回の参加者は300名弱であった。
本会は「ペットとの共生推進協議会」の役員団体であり、本シンポジウムの実行委員に須田が参加していた。
この他、岡村常任理事夫妻、宗村理事と松永副会長が出席した。                       O.S


≪ページの先頭に戻る≫


動物の福祉を守る英国の法律セミナー」報告

2013年11月24日(日) 10:00〜16:45
渋谷ビジョナリーアーツ専門学校5F
動物との共生を考える連絡会主催(本会は幹事団体)


動物愛護、福祉関係者、ペット業界、動物病院、法律家など約50名が参加し、みな熱心に受講して、質問も多く、多くの人が満足していた。
講師は英国王立動物虐待防止協会RSPCAの国際部門代表のポール・リトルフェアで、RSPCAのことやイギリスの動物に関する法律の歴史を話した。
RSPCAは動物の立場で考えて行動するが、人は他人の気持ちも解らないが動物の気持ちはもっと解らないので動物の立場になって想像する。またはあなたがされたらどう思うかが参考になるのではないか。
その動物の自然体に合ったことが福祉のベースであるが、動物によって異なるので生理的、心理的状態を知り、それを充たしてやることが福祉である。虐待の定義も100年前から、2006年の法律改正で畜産動物の屠殺は恐怖心がなく、意識のない状態で行なうように変更された。また、「5つの自由」が基本になると話し、多くの質問に答えて午前の講演を終了した。

午後はRSPCAの告発訴訟担当シニアマネージャーのフィル・ウィルソン(元警察官)が講師を務めた。
RSPCAは1824年設立の世界最古の動物福祉団体で、動物の福祉活動の他、動物に係わる法律の制定、改正に大きな力を発揮してきた。
アニマルインスペクターは約300名おり、動物虐待の調査や動物の救助、適切な飼育管理の指導と告発をしている。
アニマルインスペクターにはAWOとして補助活動する人と、ACOとして虐待動物等の回収、疾患動物を保護センターや動物病院に搬送する人がいる。
RSPCAのコールセンターは英国内では1カ所で、通報、相談、依頼、アドバイスなど年間120万件もあり、そのうち虐待は15万件である。また、告発は4100件であり、複数告発のため実際は1500人が裁判にかけられ、98%が有罪になる。その犯罪としての立証のために証言、物的証拠などが必要であり、社交的で話し上手、聞き上手なインスペクターが必須になる。
インスペクター養成申込み者は3200名おり、書類審査で200名になり、資格をとれる人は26名である。
動物虐待等の通報を受けると対応の計画を作成、情報分析して体制、人数などを決め、現場に行き、動物を直接自分で見て、さらに現場の状況を確認する。飼主等にアドバイスとして問題点の改善法などを指導する。後日、再訪問して改善されていれば良いが、問題があれば再度指導するか告発に進む。
各種の実例のビデオやスライドを使っての講義だったので、たいへん参考になり、特に日本と英国では考え方、対応等に差があり、今後の日本の動物福祉に役立つ有意義なセミナーであった。

通訳の山崎恵子さん、企画の山口千津子さん、事務の佐々木泰幸さん、ほかの皆さん、ご苦労様でした。 (O.S.)


≪ページの先頭に戻る≫


日獣会長蔵内勇夫氏を激励する会」報告

2013年11月20日、18:25〜20:15、明治記念館にて

獣医療提供体制の整備、充実を目指すキックオフ宣言、国民生活の安心・安全を守り、人と動物が共存する豊かで健全な社会を形成する上で畜産の振興、動物の保健衛生と公衆衛生の向上、動物の福祉の増進への責任を担う獣医師、獣医師会に対する社会の期待が高まっている。
感染症の防疫、動物福祉管理の推進、人材の育成と共に獣医療提供の質の確保とチーム獣医療提供体制の整備、充実、動物取扱業の適正化、マイクロチップの義務化など研究開発、普及啓発、情報管理体制の整備など社会が期待している。
日本獣医師会12代会長に就任された蔵内勇夫氏を激励するために400名以上が終結した。
発起人は麻生太郎、石原伸晃、石破茂、鴨下一郎ら自民党国会議員11名、横倉義武日本医師会会長、千玄室馬術連盟会長、日獣役員、日獣政治連盟の北村直人委員長、村中志朗副委員長らであった。


同日、同会館内で日本医師会と日本獣医師会が感染症などの研究に協力し、人と動物との共存などの連携に対し調印した。
横倉義武日本医師会会長がはじめに挨拶した。続いて石破茂自民党幹事長が挨拶する。
麻生太郎獣医師問題議員連盟会長も駆けつけた。国会議員は自民党と公明党で、関係者も含め約80名が参加した。また福岡県会議員約20名も参加していた。安部総理からは電報が寄せられた。
日本動物病院福祉協会の加藤、柴内元会長、細井戸会長、日本小動物獣医師会の山本会長、野生動物救護獣医師協会の新妻会長、馬場理事、各獣医科大学、動物看護士学校の山崎、下薗両理事長、JKCの永村理事長、ヒルズなどフードメーカー、動物用医薬品のメリアル、動物霊園の平和会、動物保険のアニコム、損保ジャパン、タマホームの玉木社長、農業管理獣医師協会の大橋さん、日本動物園水族館協会の山本会長、日本鳥獣商組合連合会の佐藤専務理事、それに厚労省、農水省、環境省など行政からも多く参加していた。
多くの方々にお会いし、本会の活動に対する協力のお礼と今後について話した。
今後、日本獣医師会がどのように改革して行くか楽しみである。


≪ページの先頭に戻る≫


動物感謝デー2013」(駒沢公園)

10月26日の動物感謝デーは台風のため中止となり、ご提供品は本会関連のイベント関係者に配布しました。
しかし、多くの人々に配布することができず残念であると同時に、ご提供者の皆さまにはたいへん申し訳なく存じます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。

下記の各省庁や各団体、企業からのご提供品は、10月12日のふれあいフェスティバルで半分近くをご来場者の皆さんにお配りして喜んでいただきました。

環境省、東京都、動物との共生を考える連絡会、ペットとの共生推進協議会、ペットフード協会、ビルバック、三井食品、アニコム、全国ペット協会、松研薬品工業、日本全薬工業、ヒルズコルゲート、森乳サンワールド、デビフペット、AHB、ドギーマンハヤシ、ウェルブリッジ。


動物感謝デー前夜祭報告

日本獣医師会主催の動物感謝デー前夜祭は毎年、明治記念館で開催されております。
今年は台風のため開催が中止と決定されており、各関係団体に協力を頂いているのに、提供品などを犬猫の飼主等に配布できないことなどのお詫びとお礼に参加しました。
提供品の1/3ほどは10月12日、本会主催のふれあいフェスティバルで飼主等に配布して喜んでもらえました。
日本獣医師会の会長会議の後だったため、会長はほぼ全員が参加し、動物感謝デーに関与する団体の担当者なども多く参加しておりました。
動物業、フード、用品、獣医師団体、VT校などの人々と交流ができて良かったです。
新日獣会長の蔵内先生、日獣政連の北村先生、東獣の村中先生など多くの会長さんともご挨拶を交わしました。今後の本会のためには、このような会合に出席することは必須のことだと思います。(O.S.)



≪ページの先頭に戻る≫


「第一回ふれあいフェスティバル」報告

2013年10月12日(土)10:30〜15:20、
お台場潮風公園にて本会主催で開催した。

31℃を越える暑さと突風の中での開催であったが緑の芝に
潮風が吹き気持ち良かった。
グルーミング(鈴木)、診療法(松永)、しつけ(江塚)、聴導犬、
トリミング(南部)、犬との旅(岡村)、人獣共通感染症(荒島)など
専門家が講義した。
広場では犬のダンスや警察犬の訓練法など、SJDドッグ
グルーミングスクールやオールドッグセンターの学生たちが
行なった。
行政、メーカー、ペット団体などの印刷物とフード、ミルク、
プリンシー、ボールペン、おもちゃなどの提供品を来場者に
配布した。
また、本会関連者の新聞、雑誌の記事などはパネル展示した。

本会役員は上記の講師のほか、藤井、大室、須田が参加した。
広報等の時間が足りず、また会場でのPRも無かったため、
参加者、来場者が少なかったことが惜しまれる。


(株)朝日リビング(泉谷)、アドホック(株)(田中)、(株)さわの、(株)K9ナチュラル・ジャパン(コリンズ)、(株)アン(桑原)、生活協同組合パルシステム東京(佐藤)、Richie(大塚)、(一社)やまとなでしこ倶楽部(本間)、Casebullton(吉田)、(一社)東京城南地域獣医量推進協会(古谷)、聴導犬普及協会(水越)、と本会賛助会員の(株)リフレックス(水上晴由)、ブルトンジャパン(株)(吉田恭子)、と(株)ウェルブリッジ(橋爪宏光)が全面協力した。


≪ページの先頭に戻る≫


6回世界狂犬病デー2013 in Tokyo
2013年9月28日 14:00〜16:00 TKP渋谷カンファレンスセンター
主催 狂犬病臨床研究会   共催 アニコム予防委員会
後援 厚労省、農水省、環境省、東京都、日獣、東獣、本会など


「狂犬病 知っておくべき10の数字」は、アニコム損害保険の高田直之獣医師が講演した。
狂犬病は全ての哺乳類に感染し、発症すると100%亡くなる。
人は毎年5万5千人が狂犬病で亡くなり、うち3万人以上がアジアです。
咬傷、引っ掻き傷等で感染し、潜伏期は2週間から数ヶ月です。発症すれば10〜14日以内に亡くなる。
咬傷後すぐに石けん等で洗い、よく水で流し出し、消毒する。そのあとすぐに「暴露後ワクチン」を6回接種すると発症が防げます。
日本では1957年以後国内での感染はないが、海外で感染し、帰国後3名が亡くなっている。
日本の犬の狂犬病ワクチン接種率は73%であるが、これは畜犬登録数からであり、実際は登録犬が少ないので45%くらいしか接種していない。
農水省は台湾で狂犬病が発生したので、狂犬病清浄国は日本を含め7カ国・地域としている。
台湾での狂犬病発生は52年ぶりで、9月19日現在132頭(主にイタチアナグマ)を確認している。
狂犬病を適正な知識を知ることで日本での発生を0(ゼロ)にしておきましょう。
9・28は、1885年に狂犬病ワクチンを開発したフランスのパスツール博士の命日であり、狂犬病撲滅イベントとして「世界狂犬病デー」になっている。

「世界に広がる狂犬病 狂犬病になった犬はどうなるか」は、狂臨研の佐藤克会長が講演した。
日本が今後も狂犬病清浄国を維持していくためには、狂犬病の正しい知識と共にペット動物の適正飼育に対する市民の意識向上が大切であるなど、タイ国の狂犬病発症犬のビデオを使って話された。

「世界に広がる狂犬病 今年発生した隣国台湾の現状」は、感染研の井上智先生が講演した。
台湾は数年前より野生動物の狂犬病を調査始めており、今年7月にイタチアナグマに狂犬病の発生を見つけ、犬への感染も1例認め、人への暴露例も発表した。
どこから侵入したかは分かっていない。しかし日本とも近く、交流も盛んな国であるので注意が必要であると話した。

「狂犬病は水際でこう守る」は、農水省動物検疫所の増田真人先生が講演した。
動物検疫所は家畜伝染病と動物由来感染症(狂犬病、エボラ出血熱等)と水産動物の伝染病の日本国内への侵入防止を実行している。
犬等の輸入検疫は狂犬病が主で、犬、猫、アライグマ、キツネ、スカンクが対象動物で、マイクロチップで個体確認、狂犬病の発生国と非発生国に分けて、ワクチン接種証明書と血清検査で狂犬病の抗体確認、条件不備の場合最長180日の係留検査、犬猫の輸出は出国時は狂犬病、レプトスピラ等のワクチン接種、相手国入国の条件は大使館、相手国の検疫当局に確認し、その対応をするなどと話された。

「狂犬病が起きたとき、あなたはどうしますか」は、アニコムの磯部大樹、諸岡雅子さんの司会で行った。参加者は100名で、数人のグループにして質問に答えてもらい、それに解説をしてゆくので、自分の意見の発言が出来て会場が盛り上がり終了した。
専門家、飼主等各種の人々に狂犬病の下上を解説できたので、有意義なセミナーであった。

本会は狂犬病セミナーには6回目の後援で、宗村、須田が出席した。      (O.S.)



≪ページの先頭に戻る≫


平成25年度動物愛護週間中央行事   
  動物愛護ふれあいフェスティバル」報告

2013年9月21日(土) 11:00〜16:00、
東京上野恩賜公園内噴水池前広場にて。

環境省、東京都、台東区と全国組織であり日本がつく獣医師会、
動物愛護、動物福祉、愛玩動物の動物愛護3団体、動物園水族館、新聞、雑誌と本会が実行委員会のメンバーである。
この他、動物の関係団体や企業等が協賛として多数参加している。

今年の「動物愛護ふれあいフェスティバル」のスローガンは「いのち輝け、人と動物の愛の輪で」であり、テーマは「捨てず、増やさず、飼うなら一生」であった。ポスター、チラシの絵も含め全国から多くの応募の中から、選出したものであった。これらの受彰者は9月23日の中央行事屋内行事で表彰された。
本会は本事業の企画、運営、啓発などでに数十年関与している。
本会の当日の役割は毎年スタンプラリーの福引担当であり、本会役員とその娘さんやお孫さんなどの応援があり、若く、明かるかったので、人気もあり良かった。
動物相談も例年のことであり、本会役員の臨床獣医師、人獣共通感染症の専門獣医師、犬の訓練士と犬のトリマーが来場者に声をかけ、心配事や相談に答えていた。
犬の休養所には地元臨床獣医師の他、冷風機と今年は賛助会員が酸素カプセルの展示、使用を行なったので、真夏日の熱気の中、小型犬がカプセルの中で休養したりと人気であった。
会員の愛犬も参加し、看板犬として6月の青梅同様に活躍した。
本会関係者の調査や指導等の結果や新聞、雑誌の記事など拡大コピー等でパネル展に展示した。
本会主催のふれあいフェスティバル、動物感謝デー、そして本会関与のイベントのPRなどを各団体や企業の人々に行なわれ、又、意見交換などして本会のPRに努めた。

9月23日、中央行事室内行事は東京国立博物館平成館大講堂で開催した。
はじめは前記の表彰式であり、その後「命を預かるという責任、いつかペットを見送るその日まで」は村田香織獣医師が講演した。
その後ミュージカル「ワンライフ」をみゅーまるが出演した。中央行事では初めてと思われる動物についてのミュージカルで、動物愛護センターに保護された4頭の犬の物語であり、動物愛護事業の現状を説明していて良かった。

2日間無事に終了し、動物愛護管理法改正などの啓発もできて良かったです。来年も多くの人の来場をお待ちしております。


≪ページの先頭に戻る≫


東日本大震災が動物に及ぼした影響に関する国際シンポジウム報告

2013年8月24日(土)と25日(日)、東京国際フォーラムでHumane Society International(HSI)と動物との共生を考える連絡会の共催で開催された。

開会においてHSIのアンドリュー・ローワン会長と連絡会の青木貢一代表が、今回のシンポジウム開催の趣旨や目的など話された。
福島原発事故が動物に及ぼした影響に関する体験や調査は北里大学の副学長伊藤伸彦先生が中心になり各専門の関係者を講師に選出した。
1.  「産業動物の被災状況」は佐藤利弘家畜診療所所長が、今回は@東日本大震災(地震、津波)、A原発事故の指定内地域の営農中止、B原発事故指定区域外の出荷停止などに分けて、また時系列で変化したことなど具体的に講演された。
2. 「野生動物の被害状況」は北里大学獣医放射線学の柿崎竹彦助教が講演された。福島第一原発事故により野生動物に対しての放射線被曝調査のほか、人間が避難したことで牛・豚など家畜が放された。また、イノシシ、クマ、キジなど野生動物に放射線セシウムが高濃度に検出されている。一方、野生動物が増加し、人もいないので生息地が広がり被害が拡大していると話された。
3. 「東日本大震災より2年が経過したシェルターのこれまでの経緯と今後の課題」は千葉小動物クリニックの河又淳先生が講演された。
原発事故により人命優先のため犬猫などは同行避難が認められず、多くが取り残された。
震災1ヶ月半後に福島県では飯野に動物シェルターがやっと開設されたが多くが亡くなっていたが、多数の犬猫が保護・収容され、すぐに収容範囲を超えた。7ヶ月後には三春にシェルターを開設した。財源、人材不足など苦労したが、三春のシェルターの隣に第3シェルターを開設した。
この間、家族のもとに帰ったり、新しい家族と出会った犬猫も多くいるが、2年半後の今も犬猫の収容動物は多くいる。今後の災害時にはペットとの同行避難ができるように努力したいと話された。
4. 「震災および原発事故直後の動物の被災状況」は新庄動物病院の今本成樹先生が講演。
4月15日、原発の20q圏内に入り現地調査をした。これは省庁、県、県獣、そして議員らと相談し、やっと許可書が取得できた。一部給餌に通っていた牧場では生存しているが、多くは亡くなっており、一部、野生化した牛・豚・ダチョウなどもいる。今後、防災基本計画の改善と各関係団体と連携をとり、動物の命を考えた初期避難、初期対応が飼育動物に重要だと話された。
5. 「取り残された動物たち、警戒地域」は日本動物福祉協会の川崎亜希子先生が講演された。
原発20q圏内から避難した人々には説明不十分のため犬猫の同行避難ができず、それに対応する間もなく、長い間自宅に帰れず、多くの動物が亡くなり、一部逃げ出して命をつないでいたので、4月2日、緊急災害動物救援本部からの物資としてエサを与えたり保護収容した。
災害時の具体的な役割分担やタイムテーブルなど 今回の体験を参考に今後の対応をよく考えて、さらに飼主にも十分な啓発をすることが大切であると話した。
6. 「将来震災と原発事故が危惧されている地域の獣医師会における意識の変化」は静岡県のますだ動物クリニックの増田国充先生が講演された。
1995年阪神淡路大震災での動物救護の報告書がはじめて(?)出版され、2004年新潟県中越地震では動物を取り巻く諸問題が各方面に取り上げられ、新潟県地域防災計画に動物の保護が加えられ、3年後の新潟県中越沖地震時に動物保護活動が行なわれ、評価された。
2008年、日本獣医師会は「災害時動物救護の地域活動マニュアル策定のガイドライン」を作成したので、全国の獣医師会と行政との連携が各地で見られるようになった。
7. まとめは北里大学副学長の伊藤伸彦先生が講演された。
地震や津波は突発的に発生するが、日本では何度も経験しているので岩手、宮城などはその後の対応がうまくできた。しかし福島の原発事故に関してはその重大さや対応の遅れから多くの動物は不幸な結果になった。
特に伴侶動物である犬猫等や学校飼育動物は、多くの場合餓死する個体が多かった。
牛、豚、鶏などの食用動物も餓死が多く、2ヶ月後になり全頭安楽死処分の指示が出された。しかし一部の飼育者の感情的な反発もあり、野生化や研究目的での飼育も少数行なわれている。相馬での馬祭事のため馬は特別に保護された。
野生動物は放射線の影響は高濃度であるが繁殖が盛んで、全体的に増加している。
この様に原発事故を教訓に原子力災害時の動物保護について十分に検討して対応策をつくり、啓発することが大切であると思われる。
ロシアのチェルノブイリを訪問して解ったことは食用動物のかなりの数は警戒区域外に搬送されたが、犬は連れ出しを禁止し、後日、すべて銃殺された。日本では動物に対する対応が後手に回り無残な仕打ちを行なった。動物保護団体等は今回の失敗を教訓に政府や行政に働きかけていきたいと話された。

懇親会は八重洲富士屋ホテルで開催され、講師、来賓、受講生、そして主催者など多数が参加した。
HSIの人はベジタリアンが多く、料理も多種多様であった。環境省、青森、岩手、宮城、仙台、福島等の獣医師会会長、東獣事務局長、横浜市獣元会長、JAHAのCAPP関係、動物愛護、福祉関係者、救援本部長やペットのコジマなどと現地での救援活動経験談など話すことができて良かった。


2日目
1. 岩手県と福島県における被災ペットの実態、支援に関する調査の被災飼主に対するアンケート調査はHSI、社会福祉学の山崎佐季子先生が講演した。
今後の展望や課題はその地域で起こりうる緊急事態、災害に合わせた準備や同行避難に関する平時からの飼主教育、支援提供の戦略化、そして災害の種類、状況、タイミングにより異なる支援提供、ニーズのある人へのアウトリーチとして、ニーズと支援のマッチングを計る。支援が必要な人を発掘し、支援の情報を届ける。万一の場合、どこで支援の情報を得られ、どこで、どんな支援が提供されるかなどの飼育教育、啓発が重要だと話された。
2. 「動物福祉とは?緊急災害時における動物福祉の保障」は日本動物福祉協会の山口千津子先生が講演した。東日本大震災による福島原発事故により立ち入り禁止区域に残され多くの動物が亡くなり、これはいけないので国は同行避難を打ち出しましたが、これには飼主が平時から動物のニーズを満たし、適切な飼育管理、健康管理をし、飼主として社会への責任もしっかり果たしていることが重要です。ペットが他人や他の動物に迷惑をかけないことが重要です。
また、緊急災害時にはフード、用品、常用薬など、7〜10日分は準備しておき、持って避難します。避難所では集団生活のため感染症予防や、ストレス、アレルギー対策も必要です。
仮設住宅でも物資や獣医療支援だけでなく、住民間のトラブル予防のためのルール作りや動物飼育相談も行い、人と動物双方がトラブルなく暮らせるようにするには、心身共に疲れているので動物福祉の確保は平時以上に努力が求められていると話した
3. 昼休み後の質問にはマイクロチップについて東京都家庭動物愛護協会の須田が説明した。
福島の被災については福島県獣医師会の森澤道明会長が説明した。その後、多くの質問があった。
4. 災害と動物、国際的動向に関する報告はHSIのアンドリュー・N・ローワン会長が各国の被災状況など話された。
以前の災害時対応から動物保護団体は三つの教訓を学んだ。
@適切な緊急指令体制の必要性が高まり、政治的問題になるかも。
A対応はまだ原始的であるため、更なる準備法などの対策を分析し、その対策、対応チームは多様化が必要。
B動物は地域によって異なる役割を担う。そのため動物に関連する価値観は多様である。
2005年のハリケーン・カトリーナの体験から、これからどうするか?として専門家、ボランティア双方の大規模な展開方法の改善、動物にも配慮した避難、救助方法に関する政府の計画の改善、現場でのコミュニケーション、コミュニケーションや情報共有関する課題に対するハイテクを用いた解決方法、記録の取り方と救護した動物の共有の改善などが必要と確認した。
カトリーナの後1年後にペット避難及び輸送基準法が成立した。州の人間と動物のための災害対策計画により連邦政府から災害対策の資金の提供を規定。
法律の趣旨として災害時にペットに対応することにより、人間の安全面も向上できる事もあるなどと話された。


講演内容は具体的に幅広くみなさんが話されたのでとても参考になり、今後の災害時対応に役立つ2日間のシンポジウムでした。出席者は一般が99名、来賓が12名。
 O.S.

         本会は「動物との共生を考える連絡会」の幹事団体です。


≪ページの先頭に戻る≫


緊急狂犬病セミナー報告

2013年8月21日、アリミノビル地下ホール
主催 狂犬病臨床研究会
共催 アニコム予防委員会
後援 厚労省、東京都、日獣、東獣、JAHAと本会


開会、佐藤克狂犬病臨床研究会会長が52年ぶりに台湾で狂犬病が発生したので、日本でも狂犬病対応などが必要と思い開催したと話した。
村中志朗東京都獣医師会会長は、獣医師として国民を守るために狂犬病の知識や予防を勉強し、普及・啓発することが大切と話された。

1. 「狂犬病の概説と狂犬病臨床診断の重要性」は感染症研究所の井上智先生が講演した。
日本では狂犬病は過去の病気と思っている人が多いが、世界では毎年2億5000万人が狂犬病ウィルスに暴露しており、毎日150人以上が死亡している。
狂犬病対策として危機管理が大切。そのすべてのスタートは狂犬病疑い犬などの発見、その発見者は臨床獣医師である。その発見には何が必要か、発見後の対応はどうあるべきかなど、今こそ確立しておくべきではないか。今、それを科学的に裏付けできるように確立しておくことが必須である。
台湾でのイタチアナグマの狂犬病発生は今年7月の発表であったが、実際は1〜2年前からの可能性がある。この数年前から野生動物の狂犬病検査を台湾でも実施している。


2. 「犬の狂犬病臨床診断と診断用カルテの活用」は狂臨研の佐藤克会長が講演した。
狂犬病は古くから知られている人も含めたほ乳類共通の感染症であり、発症後の確実な治療法は今でもない。
狂犬病の発症動物に咬傷などから感染後、発症までは犬の場合2週間から2ヶ月位、最長でも6ヶ月との報告もある。
症状は前駆期として元気、食欲の低下、行動と性格の変化、不穏。狂躁期は目の前のものに咬みつく、攻撃、走り回る、協調運動障害、下顎の下垂、舌麻痺。麻痺期は横臥、流涎、意識低下後亡くなる。
犬の臨床診断は咬傷事故時の年齢が1ヶ月未満は否定、病的でない。病気の症状が10日以上経過は否定、10日以内は次に。正常な状態から突然強い症状が出たら否定、進行的なら次に。3〜5日間安定、改善は否定、直近の1週間で次の17症状の2項目以上あれば臨床的に狂犬病であると診断する。
下垂した下顎、吠える際の音声異常、乾燥したぶら下がった舌、自分の尿をなめる、異常な水の飲み方、逆流や嘔吐、行動の変化、異嗜、攻撃、理由ない咬みつき、理由ない走行、歩行や走行時つっぱり、落ち着きのなさ、観察中檻など咬む、安静時の嗜眠、歩行の不安定さ、しばしば見られる犬座姿勢などである。その後は脳などの検査で確定診断される。
狂犬病は治療法がないので、予防対策と犬の予防注射が必須であるので、市民に啓発することが大切と話した。  (O.S.) 

    本会は後援団体であり、槙野、宗村、須田が出席した。


≪ページの先頭に戻る≫

第25回日本動物児童文学賞審査委員会報告

2013年7月30日(月) 13:30〜16:30 
日本獣医師会会議室 
主催 公益社団法人日本獣医師会

委員として環境省、文科省、日本動物愛護3団体、本会の須田が委員として参加

大賞作品は
  「超救助犬リープ」石黒久人(大阪)

優秀賞は次の2作品
  「フクシマのねこ」本田真貴(福島)
  「ぼくとクウの不思議な7日間」坂本亜紀子(埼玉)

奨励賞は次の5作品
  「いつか見える川」水野春彦(千葉)
  「命をありがとう」木乃あい(兵庫)
  「鈴の音が聞こえたら」三田真登(埼玉)
  「地球が住みか」藤井弘子(広島)
  「ライオン日記」田中廣司(岐阜)

応募総数は128作品でした。次回も多くの応募を期待しております。       
なお、日獣にお願いすると本がいただけます。 O.S.



≪ページの先頭に戻る≫


「改正動物愛護管理法」シンポ報告 知っておきたい改正後のポイント

平成25年6月15日 ヤマザキ学園渋谷校において開催
動物との共生を考える連絡会主催(本会は幹事団体)


「動物愛護管理法の改正」については環境省動物愛護管理室の大倉弘二氏が講演した。
昭和48年動物保護管理法として成立し、平成11年、平成17年、今年と改正され、名称も動物愛護管理法と改名されている。
しかし一般人のこの法律についての認知度は半分以下である。
主な改正点は次の通りである。
@ 動物取扱業は犬猫の販売を行なう者について、犬猫等健康安全計画の策定を義務付ける。
A 非営利の動物の取り扱いについても、新たに第2種動物取扱業届け出を義務化。
B 終生飼育の徹底。
C 出生後56日を経過しないものについて販売のため、または販売の用に供するために引き渡し、または展示をしてはならない。
D 販売業者は購入時の現物(犬猫)確認及び対面説明の義務化。
E 災害時における動物の適正な飼養及び保管に関する施策を動物愛護管理推進計画に定める。
F 動物愛護推進員の活動として災害時に動物の避難、保護等に協力する

また大倉氏は動物虐待等の罰則強化等について解説した。


「動物愛護管理法、ポイントと課題」については動物との共生を考える連絡会の青木貢一氏が講演した。
@ 犬猫の販売で生後56日以内は販売、展示ができないと改正したが、施行後3年間は56日を45日と読み替える。
A 販売業者の業務として犬猫等健康安全計画を実施する。
B 多頭飼育による騒音、悪臭の発生、毛の飛散、昆虫の発生等、周辺の生活環境を損なう事態を起こさない。
C 多頭飼育による不適正飼育により動物が衰える等の虐待が起きる事態を起こさない。
D 災害時に自己責任、トラブル回避のため飼主は同行避難。
E 都道府県は成犬猫、しつけ、不妊化手術(過剰繁殖回避)、高齢、売れ残り、経営困難等で終生飼育ができない犬猫等の引き取り拒否ができる。
F 獣医師は虐待された動物を見たときは行政に通報すること。
G 政省令の改正として犬猫の夜間展示禁止や動物取扱業に競りあっせん業(動物オークション事業者)と譲受飼養業(有償の老犬ホーム等)が追加された。
また、青木氏は連絡会の要望として虐待の定義として5つの自由、動物を戦わせる(闘犬、闘牛など)動物取扱業拡大と規制、実験動物、産業動物、学校飼育動物等の福祉の確立、断耳、断尾の禁止、法令違反者とその家族等の飼育禁止などについて解説した。


衆議院議員2名、獣医師会長、愛護団体役員など全国から100名以上が参加、動物愛護・福祉の活動を長く努めた人や愛犬家などから質問があり、山崎恵子氏が司会を務めた。
アンケートとしては動物福祉、終生飼養、虐待、殺処分、防災、繁殖制限、獣医師の意識改革、シェルター、マイクロチップなどが興味あるテーマとして提案された。


≪ページの先頭に戻る≫


おうめ環境フェスタ2013

 「おうめ環境フェスタ2013
報告

   
2013年6月2日(日) 10:00〜15:00 青梅市釜の淵市民館

「おうめ環境フェスタ」は青梅市環境基本計画に基づき、市民、NPO、学校、企業、行政がつながり、自然と暮らしをリンクさせたライフスタイルを市民に提案する事業である。メインテーマは自然と暮らしがリンクするライフスタイルで、キャッチコピーは”自然とふれよう”であった。

本会関係者がこの数年、青梅市釜の淵の多摩川で夏場、犬と遊びに来る人々に犬のマナーやルールを指導しているので、今回の環境フェスタの目的に合致するため初めて参加することとなった。
愛犬のマナーやルールを動物愛護推進員の資格で法的に指導したため、3年間で飼い主のマナーは改善され、川原でノーリードで犬を放す飼い主は激減した。
これらをパネル展示で解説し、東京都、医薬品会社(ノミ、ダニ、フィラリア、狂犬病など)、ペットフード協会の人々と動物との関係などに関するパンフレットを配布した。

動物愛護推進員で本会会員の家庭犬が、イベント会場の建物の入り口や本会ブースで看板犬として人気を得て、本会のPRをしてくれた。
多摩川は都民の水源であり、奥秩父や奥多摩の森林の管理や自然界のバランス維持に必要な野生動物の生態などの解説は行政が行った。
洋服などのリサイクル活動、太陽光パネル、廃材からつくった炭の配布、多摩川の水のPR,川原で見つけた石・木材、そして化石など美術・工芸品的なものも展示されていた。

本会からは準備、当日、片付けなどで澤田弘、松永義治、小林佳子、荒井直美、澤田勇、須田沖夫が協力した。

配布物の提供をしていただいた東京都はじめ各企業に感謝いたします。
  
  
東日本大震災東京都動物救援本部解散のご挨拶

東日本大震災東京都動物救援本部は、平成24年9月30日をもちまして、
被災動物飼育支援活動を終え、東京都日野に設置しておりました東京都動物
救援センターを閉所いたしました。
その後は、平成25年2月22日、お預かりしておりました最後の犬の譲渡を終え、
本活動において新しい飼い主様に譲渡いたしました動物達と、
本センターから元の飼い主様のお手元に戻った動物達の飼育フォロー、
また、1年余に及ぶ活動を取りまとめた報告書の作成、及び残務整理などを行って
まいりました。
そして、平成25年9月、譲渡動物の生活も落ち着き、飼い主様からのご相談も
なくなってきたことから、当初の予定通り、今月末をもちまして、
東日本大震災東京都動物救援本部を解散することといたしました。
本活動の総括につきましては、平成25年10月以降、東京都、及び
本部事務局を担っておりました東京都獣医師会ウェブサイトにて
全国の皆様方にご報告をさせていただきます。

東京都HP「東日本大震災東京都動物救援センター」
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/kyuuensenta.html

東京都獣医師会HP「東日本大震災東京都動物救援本部」
http://www.tvma.or.jp/crisismanagementroom/2013-01-21-08-47-49

これまで、長期に渡り本活動をご支援くださいました全国の皆様方に、
厚く御礼申し上げます。
被災地の復興は道半ばでございますが、被災地に住む動物と飼い主様、
動物と伴に避難しておられます飼い主様が、一日も早く、落ち着いた
生活に戻られますよう、心より祈念いたしております。

                             平成25年9月6日

                     東日本大震災東京都動物救援本部
                         本部長 須 田 沖 夫
  
 
≪ページの先頭に戻る≫