イベント報告
(2014年分)
トップページへ

2013年分   2012年分   2011年分   2010年分
イベント報告へ  


「第6回Charity for animals」報告

「ペットとの共生推進協議会第3回シンポジウム報告

「第2回家庭犬ふれあいフェスティバル」報告

「加藤元先生祝賀会」報告

「動物感謝デー2014」報告


「平成26年度動物愛護週間中央行事」報告

「9.28狂犬病セミナー」報告

「輸入野生動物をペットにすることの問題について考えよう」の報告

バード&スモールアニマルフェア」報告


「インターペット2014」報告

「おうめ環境フェスタ」報告

ペット新産業人会議スペシャルセミナー」報告

「平成25年度適正飼養講習会」報告

「ペット関連業界賀詞交換会」報告











「第6回Charity for animals」報告

2014年12月20日(土)18:00〜20:15
会場 新宿京王プラザホテル
主催 チャリティーフォーアニマル実行委員会


実行委員はペット研究会「互」、優良家庭犬普及協会、動物との共生を考える連絡会の3団体に、日本介助犬アカデミーと聴導犬普及協会が毎年協力している。本会は動物との共生を考える連絡会の幹事団体として参加。
司会進行は互の山崎恵子氏が毎年努めている。
参加者は上記の5団体のほか、動物愛護団体関係者、動物看護学校(ヤマザキ学園・山崎氏など)、ペット協会、JKC、ペットフード協会(越村会長など)、ペットサロン協会、京王ホテル、ペット保険などと共に新潟県会議員坂田氏なども参加し、130名以上の参加者で若い女性らは華やかな服装の人が多かった。美味しい料理も多数あり人気も高かった。
さらに個人や業者から提供された豪華賞品が当たるラッフル抽選会(当然有料)は人気で、4つのブロックに分かれており番号を読み上げられると大きな喜びの歓声が起こり会場を盛り上げた。また、介助犬なども参加していて触れ合うこともできた。
本会からは藤井(聴導犬普及協会)、須田(動物愛護協会)が参加した。
参加費や抽選費などの残りは今後の動物愛護福祉関係事業に使用されます。
2015年も12月開催予定ですので多くのご参加を期待しております。



≪ページの先頭に戻る≫


ペットとの共生推進協議会第3回シンポジウム」報告

ペットとの「真の共生を目指して人と動物の福祉を推進する」、テーマは「笑顔あふれるペットとの幸せな暮らし」
2014年12月13日(土)大阪会場 國民会館武藤記念ホール。

主催はペットとの共生推進協議会で後援に環境省、協賛は52団体。本会は主催の協議会の役員団体である。
今回は大阪での初めての開催で協賛もお願いしたので参加し、お手伝いもした。大阪城の堀に面した会場のため美しい城が近くに見えた。参加者は約260名で男性が6割、その多くがスーツ姿であった。

協議会の林明雄会長は「現在の日本は高齢化、少子化、核家族化が進行し、社会問題も多くストレスが増加している。動物との交流によって心が癒やされ、人の健康と豊かな生活の向上に寄与すると多方面から言われて注目されている。
本会は年代、性別を問わず多くの人々に動物愛護精神に基づいて正しいペット飼養を啓発し、人とペットが共に生活できるより豊かな社会の実現を目指して3回目のシンポを開催します。そして今後も「ペットとの共生」をテーマに各種の啓発、啓蒙活動に積極的に取り組んでまいります。この趣旨に賛同いただける皆様方に会員としてご参加いただきたくお願い申し上げます。」とあいさつした。
シンポ実行委員長の越村義雄副会長は「今年は東京のほか大阪でも開催します。動物に関して各分野でご活躍されている先生方に有益な情報をご提供できると思います。人と動物の真の共生が推進され「笑顔あふれるペットとの幸せな暮らし」が実現することを切に願っております。今後もよいシンポジウム開催に参考になるようなアンケートへのご協力をお願いします。」とあいさつした。

於保実佐子先生は「ティーチングシェルターはじめました」の題で話された。於保氏はジャーナリストで、ペット関連の編集長になり、ドイツ在住の作家小野千穂氏と連係を持ち、ヨーロッパの動物事情を調査研究し、また日本各地の保護施設も見学した。その時東日本大震災が起こり動物保護の問題が浮き彫りになり、日本の動物保護に関していくつかの問題が見えてきた。そのため、ティーチングシェルターを持つふくしまプロジェクトを開設した。動物に対しては飼養管理、ケア、トレーニング、保護、譲渡、人に対しては研修、見学、譲渡、イベントをはじめた。今後目指すものは、今までにない保護活動システム作りとして行政や企業との連携、さらに柔軟な譲渡活動、飼育支援として、しつけ、健康面のケア、避妊・去勢手術、室内飼育推奨である。動物と人が豊かに暮らせる社会を目指して、子供たちへは「命の意味を考えてほしい」 、体験学習プログラム、大人たちには「動物のことを理解してほしい」訪問しつけプログラム、高齢者には「ゆっくり穏やかに動物と生活してほしい」飼育支援プログラムを実行し、心地よい家族、心地よい時間、ふくしまプロジェクトは動物と人の豊かな未来を描きますと話された。

南部秀子先生は「猫の森の猫たち」と題して話された。「バイバイあかねちゃん」という自作の猫の紙芝居を上演してから講演が始まった。
老夫婦が旅行に行くので、もし飛行機事故等で死んだら飼い猫を引き取ってほしいと依頼されたが、無事に帰ったので最後まで飼育したが、これも動物を飼育する人達には大切なことである。また、自分が高齢や病気になり猫と暮らすことを諦めますという人が現在は増加しています。1997年、愛猫への遺言アンケートによると飼い猫のために遺言が必要43名、愛猫の将来に不安を感じている58名、猫の森の活動に興味がある24名、老人と猫の関係に関心がある21名。契約金1匹200万円でケージ飼いをせず室内飼育で、食事、トイレ砂、医療、備品、人件費と行政対応などで年間48万円は必要。数年から10年も飼育すると赤字になる可能性が高いので軌道修正し、滞在型を廃止した。最近は飼主が動物たちに過度の心配をし、コミュニケーション能力の低下と猫への依存が増加している。日本人の死生観が以前と違い、自宅で亡くなる人が激減し、今では85%の人が病院で亡くなっている。少し前は普通の暮らしでペットロスを起こす前の生活で人間関係も良く自立して生活するので孤立感はなく、適切に暮らしていたと話された。

合掌顕先生は「観賞魚が子供に与える効果」を話された。合掌先生は岐阜大学地域科学部の先生で心理学を専攻し、現在は環境心理学として環境からの刺激が空間の快適性に与える影響を研究している。今回はアクアリウムの効果研究チームを作りその成果を講演する。高齢者は水槽に興味を引きつけ、コミュニケーションのきっかけを作り環境への慣れをサポートする。大学生も同様であるが、ストレス緩和効果と実際に飼育することで愛着がわき、世話が大変だと思わなくなる。1983年代には水槽を見ることで血圧が下がり、また歯科治療のストレス緩和を起こすとの発表があり、日本の病院の待合室に魚の入った水槽をよく見かけた。幼稚園での観賞魚の影響をみると、はじめは興味が高いがやがて興味をなくすが熱帯魚と金魚はその差が大きく、金魚は長く興味を持っていた。お魚教室では子供たちにうんち、おしっこ、病気などの話をすると、好奇心、探究心を刺激し、より愛着が見えます。自宅で魚を飼ってみたいとの発言もあるが、「世話はママがやって」とのこと。今後も更なる研究をしたいと話された。

パネルディスカッションは越村実行委員長の進行で開催、パネリストは講師3名のほか、山崎恵子氏と山口千津子氏が参加した。このご両人は第1回目の講師であり、2回目のパネリストであり、世界状況もよく知っている、日本の動物愛護、福祉のリーダーです。越村氏は日本では犬の飼育が減少し、12年後には半数の500万頭になってしまうのではないか、本協議会発行の「笑顔あふれるペットとの幸せな暮らし」を国民の多くに配布し、人と動物との関係を正しく啓発したい。ペット業界などがどのように支援すべきか、ストレスやうつ病予防にもなるなどと話す。於保氏は、飼い主に限らずより広く啓発することが大切と話す。

越村氏 日本では電車やバスにペットを乗せられないので、ヨーロッパのようにペットのパスポートを発行するのはどうか。
南里氏 子供の脳がやわらかいうちにペットとの教育や体験を指導する。
合掌氏 どのように行動するかなど子供の方が素直に受け入れる。
山崎氏 アメリカでは同行避難は整備、飼い主準備、犬の対応をしている。メディアの知識不足やある面のみの情報を発信するので間違いが見られる。
山口氏 ネグレクト、飼い主責任をいかにして、命にいかに関わるか、虐待とは食べ過ぎ、花火を見に行く時にも当てはまる。教育と法律は両輪であり、子供の時から動物を育てると共感できる。飼い主責任は畜産、実験動物も全ての動物に適応します。
越村氏 共生社会ですね。
於保氏 飼育者3割、飼いたい3割、飼わない4割はどう思いますか。
南里氏 コミュニケーションの改善、人と向かい合って話す、人が動物を守れる。かわいいと思う人は多い。
越村氏 旅行、外出時に世話をしてくれる、ペットの飼育者は保険料を減価する、引き取りサービスなど考える時だと思う。ペットフード協会のHPに詳しくのべていると話して終了する。

協議会副会長の永村武美氏は、ペット関連業界は何をするのか、真剣に考えてゆく。ペットとの共生は日本では法的強化するには行政の支援がないと出来ないので今後も政治家、行政等に働きかけてゆくと話して閉会のあいさつとした。
12月14日(日)、東京会場の参加者は衆議院選挙投票日のため予定数より少なく、約210名であった。
本会からは岡村と吉田が出席した。


≪ページの先頭に戻る≫


「第2回家庭犬ふれあいフェスティバル」報告

2014年11月2日(日) 10:30〜15:00 都立潮風公園太陽の広場  (一社)家庭動物愛護協会主催

前日までの雨も上がって秋晴れとなり、少し暖かい日でフェスティバルには好適な天気でした。
昨年の経験を基に、来場者と一緒に参加できるイベントを主にしました 。
アジリティーの専門家グループが実技をした後、一般の参加者が実際に指導を受けて愛犬と共に楽しんでいました。
犬と人のドッグダンスも、専門家を中心に8組がいろいろな犬種とともに各人がそれぞれ独自の実技を披露して楽しかったです。その後、来場者が犬と共に実技の基礎を学び実習していました。
本会理事が企画・実施した三世代ワンコバトン競争に三世代での参加はありませんでしたが、楽しんでいらっしゃいました。
参加者にはフード会社等の商品を参加賞として贈り喜ばれました。
環境省、東京都、狂犬病臨床研究会と松研、全国緊急災害時動物救援本部、メニアル、全薬等と本会のパンフレット等をまとめて出展者、来場者とJKC(ジャックラッセル展)等に配布しました。

本会関与の報告と新聞、雑誌の記事を拡大コピーしてパネル展示しました。動物救援本部のパネルも展示しました。
動物相談は本会の獣医師や訓練士等が受けました。
出展は(株)リフレックス(宮垣亮介、水上晴由)、(公社)東京共同住宅協会(黒田真隆)、動物写真家(石橋絵)、(株)ヴァンヴェール(荒島康友)、(株)日本理工医学研究所(佐藤由法)、カーネブルトン(吉田恭子)、(株)ウェルブリッジ(橋爪宏光)、ドッグダンス(井原ドッグスクール)の8団体でした。

商品提供は三井食品ペット事業部、ドギーマンハヤシ、デビフペットなどでした。
当日、当会場の半分でジャックラッセル犬の展示会も開催されていました。原光一さんが代表で、50頭以上が参加しました。
本会の役員は、JKC関係者の池田昌弘氏や河村光正氏らと交流しました。
本事業は本会役員の荒島、吉田が企画、対応し、宗村、江塚、橋爪、澤田が運営を、松下、佐藤、南部、岡村、須田の各役員が実務を担当しました。澤田弘、槙野、小林ら会員が運営を補助しました。
獣医師や動物病院関係者も約10名が見学しました。
後援団体は(公財)日本動物愛護協会、(公社)東京都獣医師会、(公社)千葉県獣医師会、(公社)埼玉県獣医師会、(公社)横浜市獣医師会、動物との共生を考える連絡会とZoonosis協会で、参加者は約500名でした。
第2回家庭犬ふれあいフェスティバルの開催にあたり、多大なるご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございました。
予想以上の多くの皆さまにご来場いただき、無事に終了することができました。心よりお礼申し上げます。

次回のはもっと早くから企画し、多くの協力を募り、広報を拡充して参加者数の増大を図ることが必要であると思います。
今後も、人と家庭動物相互の健全な関係によって健康を守り、仲良く、楽しく生活できるように活動して行きます。


≪ページの先頭に戻る≫


「加藤元先生祝賀会」報告

2014年10月30日(木)シェラトン都ホテル東京で加藤元先生のWSAVA受彰祝賀会が開催されました。

加藤先生は日本の小動物獣医療のパイオニアとして数々の輝やかしい功績を残され、小動物病院界の発展に多大な影響を与え、日本動物病院協会(JAHA)、ヒューマンアニマルネイチャーボンド、ダクタリ動物病院などを創設しました。
IAHAIOの副会長を歴任、コロラド州立獣医科大学、千葉科学大学の客員教授などを務めており、80歳を越えた現在でも臨床獣医師として活躍しています。
今年9月、南アフリカのケープタウンで開催された第39回WSAVA世界小動物獣医学会年次大会において世界獣医療ヘルスケア賞を受賞した。この賞は世界中の獣医師から毎年1名が選出されるもので、世界で13人目、日本人としては初めての大変名誉ある受賞です。

祝賀会の発起人は、北大獣医科の友人である登山家、スキーヤーの三浦雄一郎氏が代表であり、日本獣医師会、日本小動物獣医師会、JAHA、日本臨床獣医学フォーラムの現会長やJAHA元会長、Knots、互、ダクタリ病院の関係者など多数でした。
来賓の挨拶は日獣常任理事、山本日小獣会長、村中東獣会長、石田フォラニム会長、細井戸JAHA会長、大学関係者は日本獣医生命大学の池本学長ら多くの人がお祝いの言葉を述べられました。
参加者は獣医師が主体で約300名が出席し、懐かしい先生方と話す機会があり、有意義な時間を過ごせました。

私個人としてはJAHA元会長の青木先生の紹介でJAHAの第1回国際セミナーに参加し、長く受講したために現在があるように思う。加藤、青木、柴内、水谷、石田、細井戸のJAHA歴代会長、そして三浦氏とも話しまた。
日小獣の山本、東獣の村中、松尾、Knotsの富永、日動愛協の杉山、内山、ヤマザキ学園の若尾、石巻の阿部、獣医歴史の小佐々、横浜の清水夫妻、JAHA関係の佐藤、佐々木、金田、さらに弁護士の渋谷の各先生とお話ができた。同時に家庭動物愛護協会のPRもしました。
犬猫も人と同様に幼若が減少し、中高齢が増加しているので、このままの高度、専門獣医療のほかに人と動物の正しい関係をもっと啓発し、犬猫の飼育を増やし、人の健康に役立てることが大切だと思われます。今後、益々の獣医学の発
展を期待しています。    (O.S.)



≪ページの先頭に戻る≫


「動物感謝デー2014」報告

2014年10月4日(土) 10:00〜17:00 東京・駒沢オリンピック公園で(公社)日本獣医師会の主催で開催された。本会は毎年協力団体として参加しています。

「楽しみながら獣医師を知り、動物を学ぼう」、「World Veterinary Dog」がテーマであった。
昨年は台風のため中止となりましたが、今年は薄曇り、微風ありで、台風直前ではあってもイベントには絶好の天気に恵まれた。
来場者の皆さんも動物(主に犬)たちも喜んでいるように見受けた。
催し物を担当する人々と来場者のうれしそうな心とハーモニーに、本会の事業趣旨に近づきつつある実感を受けた。
各獣医師会、獣医科大学、動物業、ペットフード、ペット保険、動物用出版社、自動車メーカーなど多種多様な団体が参加している。
本会事業は獣医師、訓練師、トリマーなど専門家による動物相談、リーフレット配布、犬の休養所(O?ボックス)、犬の高齢化、犬と楽しくアウトドアなどのパネル展示。
ユニーク・ドッグ・ジャパンの内田による川瀬葉月さんのミニライブ、吉田悦花さんのわん句・にゃん句。
豊国、三井さんのドッグダンスの実演と来場者の体験コーナー。
獣医師一日体験用の犬はオールドッグセンター(藤井)、SJDドッググルーミングスクール(鈴木)よりシェパードの仔犬とプードルが提供され人気があった。
また、本会テントに寄った人、ドッグダンス、ペットカルチャーイベントなどの参加者にドギーマンハヤシ、三井食品、デビフペットからの供出物を配布し喜んで頂いた。
動物相談は看板犬もおり好評であった。
動物相談の例として「動物愛護と表示してあるところは何カ所ありますか。何か違いがあるのでしょうか?」、「動物愛護活動とはどんなことをしているのですか?」といったものや、動物感謝デーから映画制作のテーマを見つけたいと考えている大学サークル活動中の学生映画監督からの相談などで、動物の飼育法、病気などの質問は少なかった。
各団体関係者との交流は100名以上あり、本会のPRも出来た。
来年はより充実した事業にしたいものです。
皆さま、ご苦労さまでした。 (T.M.) (O.S.)

     
      


≪ページの先頭に戻る≫


「平成26年度動物愛護週間中央行事」報

2014年9月23日(祝)東京・上野公園で開催した。


本会は長い間、環境省、東京都、全国組織の動物関係団体などの実行委員の一員として、企画、運営などに関与している。
今年は、野外行事と屋内行事を同時開催したので役員の人は忙しかった。
また、開催直前に会場の上野公園でデング熱の感染者が発見されたので開催中止も話題になるが、蚊対策を考えて実施した。
晴天で少し暑い日だったが、例年通りの約1,2000人の参加者数で、犬連れも多かった。
● 本会は獣医師、訓練士、トリマーなど専門家による動物相談が主であり、パンフレットの配布と看板犬もおり相談も多かった。(佐藤、江塚、藤井、澤田、小林ら)

● 犬の休養所は実行委員会の委託であり、本会はO2ボックスの利用と近所の動物病院の協力もあり、急患などは無かったが好評であった。(橋爪、穐山、宗村)

● 展示パネル展には「飼犬の夏季強化指導パトロールその4」、「アウトドア」、「高齢犬対策」など本会関与のものを展示し、説明もした。(澤田弘、澤田勇、荒島)

● スタンプラリーの福引も、例年本会が委託されており、今年は新しい担当者に変更とヤマサキ学園の学生の応援を受けた。午後1時半には480名以上が福引をしたので、商品がなくなり終了とした。賞品が少ないので本会はドギーマンハヤシやブルトンより商品の提供を受け福引きに利用した。(安川、松下、吉田、小池、宗村)

室内行事は開会の後、各団体の表彰式が行われ、その後、動物愛護推進員などを対象のセミナーが開催された。
実行委員会の所属団体の役員、展示団体、関連団体の人々との交流もあり、情報交換も出来た。(松永、南部、須田)
行事は15:30すぎに無事終了した。

     
     


≪ページの先頭に戻る≫


「9.28狂犬病セミナー」報告

2014年9月28日(日)、アリミノホール(東京・高田馬場)で「第7回世界狂犬病デー2014 in Tokyo」が開催され、7〜80名が参加した。


狂犬病臨床研究会主催でアニコム予防委員会共催。厚労省、農水省、環境省、日本獣医師会などが後援し、本会も7回目の後援である。
9月28日は、狂犬病ワクチンの発見者のDr.パスツールの命日であり、世界各地でセミナーなどが開催されている。
狂犬病が発生していない国や地域は日本の他、アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムだけである。
日本では狂犬病予防法で飼犬は毎年狂犬病予防注射が義務化しており、57年間発生を見ていないなどアニコム予防委員が話す。
実際の予防注射接種率は5割以下とも言われている。
狂犬病の症状、咬傷後の対応、鑑定などはビデオなどを使い具体的に佐藤克狂臨研会長が話す。
狂犬病の予防と対策など世界の状況を基に研究者として井上智感染研に獣医科学部室長が話す。
狂犬病から日本を守るには島国であるので動物検疫所の目的、役割と輸入動物の対応など農水省動物検疫所の竹川正興が話す。
本会からは狂臨研の役員をしている宗村、須田が参加。懇親会で多くの人と情報交換した。(O.S.)

動物感謝デー2014にて 


≪ページの先頭に戻る≫


「輸入野生動物をペットにすることの問題について考えよう」の報告

2014年8月23日、13:00 〜17:00、水道橋の貸会議室 内海で動物との共生を考える連絡会主催で開催された。本会は当連絡会の幹事団体を努めている。


日本には従来から多種多様の野生動物が生息している。その中には昔、日本に持ち込まれたりした種も多い。
近年、海外より野生動物を輸入して飼育する人が多くなっており、適正に飼育されていれば問題は少ないが、「珍しい」、「かわいい」、「誰も飼っていない」といって飼育している。そのうち少数が逸走したり、捨てられたりして外来種が野生化し、生態系を壊したり、感染症の心配も起こっている。青木貢一代表が挨拶し、司会は山崎恵子氏が務めた。

「外来種問題の現状と対策について」は環境省野生生物課の関根達郎氏が話された。外来種はもともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた生物で、経済活動が活発になるにつれて増加している。
意図的導入は、天敵導入のマングース、釣り対象魚のオオクチバス、エサ導入のアメリカザリガニ、ペットのアライグマなどがある。非意図的導入は貨物混入のアルゼンチンアリ、水産物混入のカワヒバリガイなどがある。上記の動物は数少ないが悪影響を与えます。一方、生活や社会を豊かにした外来種もあり、多くは植物で、イネ、サツマイモ、ジャガイモ、カボチャなどの食糧品、カーネーション、チューリップなどです。
現在、侵略的外来種が問題で、ペットに由来のものが多くの問題を起こしています。
1992年 地球サミットで生物多様性条約が採択された。
2002年 「移入種への対応方針について」策定。
2005年 外来生物法施行など対策が具体的に始まっている。
2014年 特定外来生物は112種類の動植物を指定。そのうちペット、観賞用は約50種類。
アライグマ、カミツキガメ、ミシシッピアカミミガメ、外国産クワガタムシ、オーバナミズキンバイなどを具体例として解説した。
外来生物被害の予防三原則は
@入れない 悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない。
A捨てない 飼っている外来生物を野外に捨てない。
B拡げない すでに野外にいる外来生物は他地域に拡げない。
外来生物に関わる際にはこの三原則を心にとめ、適切な対応と、ご理解、ご協力を切にお願いしますと話された。

「外来種による人獣共通感染症」は厚労相の感染症課の福島和子氏が話された。
世界での新しい人獣共通感染症(動物由来感染症)は1960年代、ラッサ熱、70年代、エボラ出血熱、80年代、O157、90年代、鳥インフルエンザ、2000年代、サーズと発見、流行したが、日本での発生は少なかった。
動物から人への感染は、咬まれる(狂犬病)、ひっかかれる(猫ひっかき)、飲み込む(エキノコックス)、吸い込む(オウム病、Q熱)、触れる(野兎病)。昆虫では、蚊から日本脳炎、デング熱。ダニからはツツガムシ病、紅班熱。間接的にはクリプトコッカス、レプトスピラなどがあり、さらに食肉からもある。
1998年、感染症予防法が制定され、第一類は隔離して治療、二類は入院治療、三類は完治まで就業を中止、四類は汚染物の処分を充分にする。
近年の発生数は、エキノコックス20例、ブルセラ症2例、レプトスピラ症2〜30例、ライム病10例、ツツガムシ病400例、デング熱150例等が報告されている。
動物との接触は少なくし、手洗い、ブラッシング、ツメ切り、糞便尿の処理などを適切におこなう。
犬は狂犬病、レプトスピラなどのワクチン接種を定期的におこない、外部寄生虫対策もおこない、人への感染を予防する。
最近、アフリカで流行のエボラ出血熱については、最新情報を具体的に話されて講演を終えた。

「なぜ野生動物をペットにしてはいけないか。動物相談観点から考える」は主催団体幹事の日本動物福祉協会の山口千津子氏が話された。
問題点は
@生息地における野生動物の絶滅、減少に拍車をかける。
A輸送は動物に多大なストレスを与える。(輸送中に死亡することも多い)
Bペットショップや家庭ではその動物種に適切な飼育管理、健康管理、快適生活環境を確保、維持することがほとんど不可能。
C逸走、遺棄により日本の生態系等に多大な影響を及ぼす。
D野生動物がもたらす病原体などが問題。
「動物福祉の考え方は肉体的・精神的に充分健康であり、幸福であり、環境と調和している」状態である。
動物福祉の国際的概念として5つの自由がある。
@飢えと渇きからの自由(解放)
A不快からの自由(解放)
B痛み、負傷、疾病からの自由(解放)
C恐怖や抑圧からの自由(解放)
D正常な行動をする自由
飼育下、あるいは人間によってコントロールまたは制限された環境にいる動物たちは、その動物たちの基本的なニーズを自身で満たすことは出来ない。人はそのような動物ができる限り苦痛を受けずに生活出来るようにする道徳的義務がある。
飼い主の責任は動物に対する責任として、動物のニーズの充足、心身の健康、ライフステージに合った快適環境、世話、幸福を。災害時においても彼らを守れるのは飼い主。社会に対する責任は、法律の遵守、個体識別。公衆衛生、周辺環境を守ること。
そして、動物の愛護及び管理に関する法律から目的と罰則について話された。

質問に対する答えは、子供たちに外来種問題を教育するため文科省に働きかける。市立動物園への飼育環境などの指導をする。
安楽死についてはアメリカは5年ごとに指導書を書き換えている。シンガポールでは野生動物は飼えないなどについて世界の状況に精通している山崎さんと山口さんが話された。

「とらわれの野生、動物園のあり方を考える」(ロブ・レイドロー著・山崎恵子監修・甲賀珠紀訳)、「どうぶつのきもち」(日本動物福祉協会)の2冊の本が販売されていた。
参加者の満足度は高かったように感じた。

家庭動物愛護協会からは槙野、藤井、吉田、須田が参加し、シンポ、小冊子、中央行事ポスターを配布した。
(O.S.)


≪ページの先頭に戻る≫


バード&スモールアニマルフェア」報告

2014年8月9日、10日、さいたまスーパーアリーナ1Fの展示ホールで、日本小鳥・小動物協会主催で、第11回バード&スモールアニマルフェアが開催された。本会はペットとの共生推進協議会の役員であるので、本年は協賛団体として参加した。

10日は天候が不順であり来場者が少ないのではないかと懸念されたが、予想に反して多くの人々で賑わった。
セキセイインコやカナリアは多数出品されていて、優良な個体は表彰されていた。中型インコなどを小屋内に放鳥し、人がその中に入り、触ったりしていた。
ハムスター、モルモット、ウサギなどの小型哺乳類は子供や女性に人気があり、手に乗せたり、抱っこしたりして楽しんでいた。
鶏のヒナも多数いて、子供たちに触られていた。
タカ、ワシ類も多く展示されて人気を集めていた。
小型のカメも多くいて、大きなカメは箱いっぱいで動けずにいた。
人気犬のカイ君もいて、一緒に写真を撮る人もいた。(有料だったが)
ライオンの幼獣は狭いオリに1頭だけいた。
身近に飼育動物が多くいた子供時代の記憶が甦り、懐かしい時間を持てた。
小鳥の人気は以前に比べ落ちているとの話だが、ワシ、タカなどの猛禽類は異常なほどの人気で、輸入が増加しているそうだ。
相関日本小鳥・小動物協会々長ともペット業界について話し合った。
人が動物を飼うことは数万年前からであり、多くの恩恵を得ている。しかし、日本ではペットを飼う人が減少気味で、ペット業界は難しい時代になってきた。一方、海外産の動物、哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、魚類などの輸入が増加する一方で逃げたり、放されることも多く、深刻な外来種問題が各地で発生している。
これらについてのセミナーが動物との共生を考える連絡会主催で近日中に開催されるので、そのチラシも関係者等に配布した。
9日には吉田理事が来場し、相関会長らと会っている。
(O.S.)


≪ページの先頭に戻る≫


「インターペット2014」報告

2014年7月24〜27日、東京ビッグサイトでインターペットが開催された。

(一社)ペットフード協会主催で、本会はペットとの共生推進協議会の理事団体として協賛団体の一員として参加した。

「人とペットの豊かな暮らしフェア」がテーマであり、ペット業界に携わる多くの団体、企業そして個人が参加した。24日、25日は企業関係者が主体であり、セミナーやトークショーが盛大に開催された。
ペットビジネスは「幸せ創造産業」であり、「無限の可能性を秘めている」として、伴侶動物との共生社会の進展が生み出す新しいビジネス機会としてジャーナリストの緒方知行氏と、動物病院を開業しHABとしてJAHAのCAPPの先達の柴内裕子氏がペットフード協会の越村義雄氏の司会でトークを繰り広げた。
「ペットフードの安全法」は管理をしている農水省の國分玲子氏が中国産のペットフードに注意が必要であることなどについて話された。
「動物愛護最前線、改正動愛法と動物福祉の現状」は環境省の田邉仁氏、全国ペット協会の小島章義氏と日本動物福祉協会の山口千津子氏が各団体の立場で動物の愛護、福祉について具体的に話された。
「流通業、通販業に見るペット産業のこれから」は全国ペットフード・用品卸商協会の高橋一彦氏、イオンペットの小川明宏氏とペピイの西沢亮治氏が越村義雄氏の進行で各立場から現状について話してくれた。
ペット関係者として有意義な一日であった。展示会場にはペット関連業種は各社が出展しており、参考になった。
また、住宅と自動車メーカーが動物との共生のために日常生活や旅行などに役立つ様々なものを開発しており、たいへん参考になった。
2日目も「人とペットの健康生活」「人とペットの真の共生に向けて必要なこと」「ペットと一緒に旅行に行こう」、そして「ペットフード&マナー徹底講座」が開かれた。
講師の多くは以前からの知人が多かった。
3日目は一般飼い主が主体となり、ペットを飼う方たちにマナー向上を呼びかける。
4日目は「ペットとの暮らしをより広げる」だった。
本会からは須田はじめ吉田、岡村らが参加し、各団体、企業との交流をはかり本会のPRにつとめ、ヒルズ、日清ペットフード、ペットの小島、環境省、動物福祉協会、K9ナチュラルジャパン、デビフペット、ドギーマンハヤシ、トヨタ、日本ペットフード、バイエル、ロイヤルカナン、ホンダなどの20人以上の方々に会報などを配布した。
来年からはペットフード協会、日本ペット用品工業会とジャパンケネルクラブの3団体共催を計画している。 
    (O.S.)


≪ページの先頭に戻る≫


「おうめ環境フェスタ」報告

2014年6月1日(日)、旧青梅市役所で青梅市の主催で開催された。

本会は昨年からの参加で昨年同様、家庭犬の社会化、マナー、しつけ、感染症対策などが人と動物の生活に重要であると啓発、東京都のパンフレットなど多数を準備、また本会関与の新聞、雑誌記事なども展示した。
獣医師、動物愛護推進員が動物相談を受けた。
また、多摩川でのノーリードに対して指導している本会元副会長の澤田弘が日本動物愛護協会の動物大賞を受賞したので、それについて展示した。松永、澤田らが参加。(澤田)
 


≪ページの先頭に戻る≫


「ペット新産業人会議スペシャルセミナー」報告

第14回目は「飼い主の高齢化、ペットの高齢化と介護について考える」を高田馬場のアリミノ本社地下ホールで、
2014年3月6日12:30〜18:00まで開催した。


先ず勝俣和悦代表が挨拶に立ち、ペット産業発展、充実のために人とペットの高齢化対策が現在重要になっていると話された。
@家庭犬の高齢化、健康寿命とインフォームドコンセントは須田沖夫(須田動物病院)が犬の選択、健康管理、しつけ、マナーなどの向上により犬の平均死亡年齢が、30年前に比べ3倍になり13〜15才に達している。犬の病気、老化、そして飼い主の状況変化は多種多様化している。動物病院はインフォームドコンセントとして(@)入院など高度、先端の積極的診療、(A)通院などの家庭医的対応、(B)内服薬等の自己療法、(C)尊厳死、自然死、(D)自己責任においての安楽死などの選択権がある。
「動物の愛護、管理に関する法律」人と動物の共生する社会の実現が目的にあり、動物への福祉として5つの自由も含まれる。

   家庭犬の高齢化 ←
重いです(5.85MB)

「長期的、全体的な視点で業界全体の発展を考える」ことがペット業界にとって大切であると話した。

A「高齢犬の対策について」は杉原真理(ペットケアステーション大阪代表)が動物の介護ってどんな仕事であるかを自己紹介を含めて話す。老化のサインについて具体的に説明し、健康管理を日々おこない飼育環境に気をつける。
自分で食べられない時の介助、寝返りの介助、そして高齢犬の入浴、シャンプー時の注意点などを実例をあげて話された。

B「シニア犬介助セミナー 幸せなシニア犬ライフのために」は竹田佳子(パティーズ代表、シニアペットケアアドバイザー範士)が動愛法では終生飼養が飼い主の責任とされ老犬の病気、障害のある動物の遺棄、病院等への置き去りの増加の懸念を話す。老いに対し嘆いてばかりでなく老化を受け入れ向き合う。介護の知識と工夫のため正しい介護用品を使う利点によりQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上。歩行補助、床ずれ、尿モレが三大相談項目であり、具体的な用品の使用法を話された。

C「猫の高齢化と介護について考える」杉田郁子(ジョーカーキティーダイヤモンドマネージャー)が猫の平均寿命は14.4才で室内飼養の普及、動物病院の増加と医療技術の進歩、とキャットフードの普及等によりますます高齢化が進むと話す。
自宅で出来る健康チェックや高齢猫のサポートとして食事、環境、健康状態、グルーミングなどについて話した。

16:50〜18:00、パネルディスカッションと質疑応答に移り、先崎仁思(教育獣医師集団ペットオーナーズサポート代表)が議長を務めた。
パネラーは田中健司(アドホック社長で日本ペットサロン協会理事長)、箱崎加奈子(ペットスペース&アニマルクリニックまりも病院長)、鹿野正顕(アニマルライフ・ソリューションズ代表取締役)であった。
参加者からの質問は「65才以上が再度飼うのか。飼わないとペット業界はどうなるのか」、「老人・老犬ではむずかしい問題が多いので相談可能な人などの協力が必要」、「困っている高齢者は楽しくない」、「動物と接するとオキシトシンホルモンの分泌が高まり幸福感が高まる」、「地域(江戸川)でペット介護はじめ家族のコミュニティーが広がるように運動をはじめた」、「10才以上の犬のトリミングなどをしない店が増加しているので出張トリマーが増加した」、「ペットサロンとして高齢犬のリスクを考えた指導者をつくり事故対応をはじめる」、「高齢者に犬の介護アドバイザーを無料で始めたので獣医師から紹介が増え、指導して喜ばれた」などの質問や答えがあった。参加者は100名以上であった。

18:10〜20:00、同会場で交流会が開かれた。
江戸川区ペットクラブ連合会、日本ペットサロン協会、神田雑学大学、明治書院(「こどもペット塾」勝俣和悦著)、インターズー、ペットのコジマ、ヒルズ、堀越学園、近畿製粉、ドッグニュース、ペットシッター、トリマー、トレーナー、Pet宿など多くの人と交流できた。
協賛はペットフード協会、日本ペット用品工業会、インターズーなどなどで、本会も協賛団体の一員であり、松永副会長と須田が参加した。


≪ページの先頭に戻る≫


「平成25年度適正飼養講習会」報告

― ペットをめぐる最近の状況、ペットは飼い主を映す鏡です ―
2014年2月11日(祝) 14:00〜17:00、都民ホール(都議会議事堂 1階)で、ペット飼育者など一般都民と東京都動物愛護推進員を対象に開催された。

東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生事業推進担当課長の渋谷知晃氏が、「新しい動愛法では、災害時は犬猫との同行避難が追加された。台湾の事例などから狂犬病対策が重要」と話され、開会の挨拶とした。

@ 「動物愛護管理法の改正について」は環境省自然環境局総務課動物愛護管理室の岸秀蔵指導企画係長が講演した。
動物愛護管理法の目的、基本原則に健康及び安全の保持と人と動物の共生する社会の実現と5つの自由の趣旨を反映し、適切な給餌及び給水、健康の管理、種類、習性等に応じた環境の確保など明記。
所有者等の責務に逸走防止、終生飼養、繁殖制限を追加。
第1種動物取扱業は幼齢の犬猫の健康安全の体制整備、販売の用に供することが困難になった犬猫の終生飼養、幼齢の犬猫の健康、安全に配慮した飼育保管方法、対面説明、現物確認などをすることを明記。
第2種動物取扱業を新設して届出制として、動物愛護団体の譲渡活動や公園展示、貸出し、訓練、保管など飼養施設を有し、営利性のない動物の取扱いを行う者が対象。動物の種類、数、飼養施設の構造、管理方法等について都道府県知事等へ届出る。犬猫等は10頭以上が対象である。多頭飼育は適正飼育が難しく、動物の虐待に至る可能性が高まる。鳴き声がやまない、異常な泣き声が続く、悪臭が継続、ねずみ、ハエの大量発生、栄養不良、爪が異常に伸びるなど飼養管理不備、繁殖制限(去勢、不妊手術)がされず、かつ譲渡等による飼育頭数の削減努力がされない。
行政は動物取扱業者等からの犬猫の引き取りを拒否できる。また、引き取った動物の返還及び譲渡に関する努力義務規定を新設した。
罰則の強化は愛護動物の殺傷は2年以下の懲役、200万円以下の罰金、虐待、遺棄は100万円以下の罰金、無登録動物取扱業営業は100万円以下の罰金となる。
災害時対策は動物愛護管理推進計画に追加し、動物愛護推進員は動物の避難、保護等に協力する。
飼主はペットと同行避難を原則とするので平常よりペットの飼養に対する飼主の自覚や責任として健康、しつけ、予防などが重要になる。また、個体識別としてのマイクロチップの使用が有効であるなどと講演した。

A 「狂犬病について」は国立感染症研究所獣医科学部の井上智氏が講演した。
狂犬病流行は日本では現在はなく、1958年が最後の発生であった。
狂犬病予防法は犬等に狂犬病ワクチンを毎年接種しているので、多くの人々は犬等の予防と思っているが、本来の目的は人への狂犬病予防対策である。世界では毎年2億5000万人が狂犬病ウィルスに曝露している。
狂犬病を発症した動物に人等が咬まれた場合、ウイルスの検出や免疫検査では診断ができないので、咬傷後すぐにワクチンの連用が必須である。感染後2〜6ヶ月で発症すると5〜10日で死亡する恐ろしい感染症である。現在でも発症後の治療法はない。
狂犬病で亡くなった人は年間、アジアで31,000人、アフリカで2,4000人、北アメリカ、ヨーロッパで50人以下、ラテンアメリカで40名以下である。2006年、フィリピンで狂犬病犬に咬まれ、日本に帰国後発症し、2名が亡くなった。
アジアでの人の狂犬病の40%は15歳以下の子供で、犬などに対する警戒心が少ないため咬まれる機会が多い。
狂犬病ウィルスは野生動物(キツネ、アライグマ、コウモリなど)から野犬、家畜に感染し、さらにペットや人への感染が主であるが、直接野生動物から人へ感染する例がアメリカなどで見られる。
狂犬病はすべての哺乳類に感染する病気である。2013年、台湾において52年ぶりに狂犬病が発生したが適切な対応をしているので現在でもほぼ野生動物間のみの流行でおさまっている。
日本で狂犬病の疑い事例が発生した場合の対応と確定については医療機関(人)や動物病院が疑いある症例を診察した場合、直ちに地方自治体の公衆衛生局の保健所、衛生研究所、動物愛護相談センターに届ける。そこでの検査等で疑いを認めたら、さらに厚生労働省結核感染課を通して国立感染症研究所で確定診断を依頼する。そして行政等が感染源調査として疑い犬の発見に努めて、狂犬病確定、そして感染源特定を行い対策を講ずる地域の区分設定を行う。医療、獣医医療関係者はもとより動物飼育者や一般国民への啓発と飼い犬の狂犬病予防接種率の向上に務めることが大切と話された。

B 「東京都における動物愛護管理行政の動き」は東京都福祉保健局健康安全部環境保健衛生課動物管理係長の永渕恒幸氏が講演した。
 ・「東京都における動物飼養の現状
犬の登録頭数の推移は、全国的にはこの数年減少しているが東京は増加している。犬の登録数は51万頭、アンケート調査からの推定個体数は54万頭、飼育軒数比率では67万頭(ペットフード協会は113万頭)と推計している。
狂犬病予防注射接種率は73.7%(平成24年)で、この数年大きな変動はない。犬の咬傷事故数はこの数年毎年3〜400件である。動物の苦情件数は平成18〜24年度で比較すると、総数では52%に減少。捨て犬・猫は1,410件で32%に減少。ふん尿、悪臭は2,929件で65%に減少。負傷は690件で46%減少である。
 ・「動物愛護管理行政の現状」
動物愛護の普及は普及啓発、イベント、動物の飼い方教室など。適正飼養の推進は普及啓発、飼い主指導、講習会、動物取扱業の規制など。動物による危険防止は普及啓発、狂犬病予防、特定動物の規制、感染症対策など。動物の保護と管理は犬の捕獲、犬猫の収容、引き取り、返還、譲渡、致死処分など行っている。
犬の捕獲、収容は動物愛護相談センターでおこない7日間飼養管理をして、その間に返還、譲渡、その後殺処分を行う。
この7年間で引き取り数は9,566件から3,604件に激減しているが猫の乳飲み仔はまだ多い。
殺処分の9割以上が猫なので飼い主への適正飼養指導と、飼い主のいない猫との共生を支援することが重要。それには屋内飼養、不妊去勢手術の実施と所有明示が三原則であり、都は共生モデルプラン、ガイドブックの作成や、区市町村に対し猫対策への補助を行っている。
譲渡制度には個人と団体譲渡がある。動物の適性検査として健康状態、警戒心、凶暴性、社会性、食物防御反応などを調べて問題がなければ譲渡できる。
譲渡対象者は個人の場合は都民であり、終生飼養や不妊去勢手術など実施できる人。団体は現在35団体が認められている。
第1種動物取扱業の登録、監視指導として、販売(ペットショップなど)、保管(ペットホテル、トリミングなど)、貸し出し(レンタル)、訓練(ドッグスクールなど)、展示(動物園、猫カフェ)、競り斡旋(オークション)、譲り受け飼養(老犬・老猫ホームなど)で、現在都には4,000件が登録されている。
 ・「動愛法改正における東京都の動き」
動物愛護管理推進計画、動物愛護管理審議会、終生飼養の徹底、多頭飼育の適正化、災害対応として動物愛護推進員は災害時における動物の避難、保護等に対する協力が追加された。さらに同行避難をすすめるなどである。
これらのことは都のホームページ(下記URL)に具体的に記載されていますと話された。
 www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/douso/index.html
 www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/index.html

― あとがきと追加 ―
祭日であったが先日の雪のためか、犬猫の飼育者も動物愛護推進員も、参加者が少なかった。都はこのような講習会を年3〜4回開催しているが、本会関係の推進員の参加はいつも少ないので、今後は参加し新しい情報を得て、多くの都民に啓発や指導をして欲しい。
動愛法は動物の虐待の防止、動物の適正な取り扱い、その他動物の愛護に関する事項を定めて、国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて、動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害を防止することを目的とする。(基本原則)
ペットフード協会の資料では全国の犬の頭数は1,100万頭で、狂犬病ワクチンは約500万頭分生産されるので、接種率は45%と推定されますが、理想的には75%以上の接種率が望まれます。
狂犬病予防法では犬の登録は一生一回で、狂犬病ワクチンは毎年接種です。鑑札と注射済票の交付は区市町村です。また、これを首輪等につけておけば万一の場合の迷子札の役目にもなります。装着していない場合、20万円以下の罰金を科せられる場合もあります。(東京都)   
 O.S.


≪ページの先頭に戻る≫


「ペット関連業界賀詞交換会」報告

2014年1月7日(火) 11:30〜13:00
港区台場のホテル日航東京1階大宴会場で賀詞交換会が盛大に開催された。
主催者は「全国ペットフード・用品卸商協会」、「全国ペット協会」、「日本観賞魚振興事業協同組合」、「日本小鳥・小動物協会」、「日本ペット用品工業会」、「ペットフード公正取引協議会」、「ペットフード協会」である。

本会に賀詞交換会へのご招待の案内が来たのは初めてと思われる。これは「ペットとの共生推進協議会」の役員団体代表者のご招待であるが、須田会長と岡村常任理事が参加した。「ペットとの共生推進協議会」は主催者側に5団体が入っている。
交換会は「ペットフード協会」越村会長による開会の挨拶で始まった。越村会長は、ペットフード業界は当然であるがペット業界はじめ行政、獣医師会、人と動物との関係などよく交流している。さらに海外にもよく出掛けて勉強しており、ペット業界のリーダーの一人である。
日本獣医師会の蔵内会長も駆けつけて話された。農水省國分課長補佐ら、環境省今西室長補佐らの職員も数名ずつ参加しており、いろいろ話をする機会があってよかった。
ペット業界の各団体の会長の皆さんは知り合いが多いが、お忙しいので挨拶だけで話はあまり出来なかった。
日本動物愛護協会の杉山会長、日本愛玩動物協会の椎野副会長、麻布大学の柴野名誉教授、倉敷芸術科学大学の大島客員教授、ペットフード協会の黒田顧問、日本食品分析センターの佐藤理事長、共立商会の小川社長らのほか30名くらいと名刺交換し、本会の会報を渡した。また、関西でも賀詞交換会があるので、残った会報を大阪で配布していただくようお願いした。
日本動物愛護協会と日本愛玩動物協会は紹介されたが、ほかの動物愛護、福祉関係団体は本会以外には参加していないようであった。
今後本会が東京から全国的な組織に変更し、発展するにはペット業界、動物薬業界、獣医業界、自動車業界、住宅業界、観光業界、動物愛護福祉団体はじめ行政とも良好な関係を作ることが必須であると思われた。  (O.S.)




≪ページの先頭に戻る≫




イベント報告へ